経済同友会代表幹事たるものが・・・

http://www.doyukai.or.jp/chairmansmsg/pressconf/2012/120918a.html
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エネルギー政策に関する経済団体共同記者会見発言要旨(未定稿)日時. :. 2012年9月18日(火)12:55~.
出席者. :. 米倉 弘昌 日本経団連 会長
岡村 正 日本・東京商工会議所 会頭
長谷川 閑史 経済同友会 代表幹事.
PDFはこちら .
冒頭、3団体長よりコメントがあり、記者からの質問に答える形で、(1)共同記者会見に至った経緯、(2)国家戦略会議への出欠と趣旨、(3)革新的エネルギー・環境戦略の矛盾、(4)原発再稼動、(5)原子力規制委員会への期待、(6)中国での反日デモ、などについて発言があった。長谷川代表幹事は、国家戦略会議への出席のため、途中退席となった。.
(以下、長谷川代表幹事発言部分).
経済3団体長よりコメント
米倉会長: (略).
長谷川: 先般、政府(のエネルギー・環境会議)が決定した2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針には、エネルギー安全保障や国家の繁栄および国民生活の安定などの観点から、断固反対である。.
第一に、(日本は)島国で今のところ他国との電力融通は不可能であり、なおかつ化石燃料の資源に乏しく、すべての電力を自前で供給しなければならない状況にある。できるだけ多様な電力源のミックス(組み合わせ)を確保しておくことが重要であり、それが(エネルギー資源の)価格交渉力(の維持)や(地球)温暖化(防止)への貢献に繋がり、また、国の繁栄や経済成長、雇用の確保・維持、国民生活の安定に不可欠である。その基として安定的で安価な電力供給が求められるが、今回の政府の方針はそれを大きく阻害する可能性があると懸念している。.
第二に、(日本は)原子力の平和利用のチャンピオンとして、最先端の(原子力)技術の開発や核不拡散の先頭に立ってきた。その国が、同盟国との事前の了解もなく唐突にこのような方針を出し、出した途端に同盟国に弁解をして回るというような判断をすること自体、極めて不見識であると言わざるを得ない。また、これまで(日本は)核燃料サイクルや高速増殖炉、焼却炉などの技術開発についても先頭を走っている。世界は当面の間、原発を必要とすることがAPEC等でも確認されているので、最先端の技術でより安全・効率的な原発開発に貢献することこそ、重要な日本の国際的役割の一環であると考える。さらに、今回の判断をそのまま実行していくと、技術開発を支える人材の育成・確保にも大きな支障をきたすことが懸念される。この方針について、早急に見直す必要があることを改めて強調する。.
岡村会頭: (略).
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長谷川さんは、マジで「・・・また、これまで(日本は)核燃料サイクルや高速増殖炉、焼却炉などの技術開発についても先頭を走っている。・・・」って言っているのかな?
もっとちゃんと勉強してほしいなぁ。
日本は核開発(原子力開発)では、決して先頭を走ってはいないですよ?むしろ遅れているくらいで。。。
以前に少しだけかかわらせていただいた、経済同友会の方は、とても勉強熱心で書物もたっくさんお読みになっていた。今も勉強熱心でたくさんの本を読んでいらっしゃるのだろうか?
好き嫌いせずに、原発関連の本を分け隔てなくいろいろお読みいただき勉強していただきたいな~と感じます。
カテゴリーlime

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